MoのWebLog

思ったことをテキトウに。

親知らずを抜歯した話その2

抜糸と抜歯#2

前回 親知らずを抜歯した話 - MoのWebLog の続き

糸取り(抜糸)

 術後しばらく経っても、痛み止めが切れるとズキズキする痛みがどうも続いていたのだが、それは縫った糸により歯茎が引っ張られていたためだった。
 傷が治り始めてくると肉が盛り上がるので糸が食い込むらしい。

 手術から1週間後に行った糸取りは、15分程度で終わった。引っ張りながら切るので瞬間の痛みは涙が滲む程度だったが、過ぎて仕舞えば痛みはすっかり消えて完全元気になった。

 相変わらず診察前後の待ち時間は長いので、午前中は潰れてしまった(正に "待ち時間1時間、乗る時間2分半" という感じ)。

2回目の抜歯

 手術と手術の間は1ヶ月以上あける必要があるらしいのと、連休やらで1回目の抜歯から約1ヶ月半後にもう片方の抜歯を行った。

 こちら(左側)は、なんと1回目よりも遥かに軽く済んだ。「軽く」といってもやはり手術は1時間ちょっと掛かったし、顎は相変わらず外れそうだったのだが、術後の症状がかなり軽かった。
 前回1日続いたひどい出血がなく、しゃべれば血は多少出てくるものの、数十分ガーゼを噛んでいればすぐに止まる程度だった。
次の日から、仕事はほぼいつも通りにできた。打ち合わせしているとちょっと喋りにくいのと、口の中に血のかほりと味が広がるくらい。

 前回同様、翌日術後経過観察、数日後に大きな青あざがアゴ全体にできたのを確認し、1週間後に糸取りを行って、2回目は難なく過ぎ去っていった。右側を経験して、"未知" ではなくなったのも大きかったかもしれない。

 ちなみに、1回目も2回目も、傷口が塞がってきたあとに周囲の臼歯と歯茎との間にポッカリ大きな溝ができてしまっていた。かなり食べ物が入り込んでしまうので、「今後一生このままだったらどうしよう……」と心配していた。先生に聞いてみると、徐々に溝は埋まってくるとのこと。よかった。
 実際、確かに初回の手術から2ヶ月たった右側は、かなり溝が浅くなってきて食べ物が入り込むことも無くなってきた。

 記念に砕かれた親知らずをもらった。砕かれた状態でも結構な大きさで、これが完全に歯茎の中に埋まってたってすごいな。と思った。

よかったこと

  • 2万円程度で抜歯できた
  • 思ったよりリカバリに時間を要したけど、柔軟に仕事を休めた(チームメンバーに感謝)
  • 部分麻酔の怖さと水平埋伏智歯の手強さを経験できた

その他、予想外だったこと

  • 火曜日午前中に手術し、その日の午後から働こうと思っていたが、実際に働けるようになったのは金曜日であった(金曜日も、痛みで手が止まるタイミングは数回あった)。
    • 日帰り手術と言えど、念には念で休みを計画しておいた方が安心。
  • ワクチン2回目が左側抜歯の2日後だったが、強い副反応と同時に傷口の痛みも多少ぶり返した。
    • ただ、ワクチンの副反応が強烈すぎて全身激痛だったので、もはや手術の痛みは些細なこととなった。
  • ゆるすとあさんの親知らず狂いTシャツ - を着て手術に臨んだのだが、先生からは何もツッコまれなかった。でも、なんか雑談が多かったし1回目よりもちょっとフレンドリーな感じだったのはこのTシャツのおかげでは(気のせいかも)