MoのWebLog

思ったことをテキトウに。

memtest86でメモリーのテスト

MemTest86というテストツールを使用して,メモリーの正常性チェックを行いました。

MemTest86とは

公式サイト
MemTest86 - Official Site of the x86 Memory Testing Tool


無償版,有償版(MemTest86 Pro)がある。

  • 無償版には,Windows用,Linux/Mac用に対して,それぞれCDブート用のイメージと,USBブート用のイメージが用意されている。
  • 有償版には,USBにインストールがされた状態のUSBや,ダウンロード版などが用意されている。


有償版では,レポート機能や自動テスト機能に追加要素があったりするらしいです。
詳しい機能比較は,Overviewの隣の「Features」タブから一覧が見れます。

動作要件は x86 (64bit)。

やったこと

今回は,Macを使って「USBブートするMemTest86」を作りたいので,無償版のLinux/Mac版,USBブート用のイメージをダウンロードしました。
Topページ右側の「Download now!」から飛んで,
Linux/Mac Downloads:
 Image for creating bootable CD (ISO format)
 Image for creating bootable USB Drive  ←これをダウンロード

ダウンロードした「memtest86-usb」の中には

MemTest86_User_Guide_UEFI.pdf
memtest86-usb.img
README

が入ってました。
ユーザーガイド「MemTest86_User_Guide_UEFI.pdf」が結構丁寧に書かれているので基本的にこれを読めばOKな感じでした。
ユーザーガイドに「Macでブート用USB作る場合はREADMEに書いてある通りやってね」と書いてあったので,
ブート用に使用するUSBメモリ(256MB以上)を用意してREADMEを読みました。Unix実行ファイルなんだけど,普通にエディタで開けると思う。私はlessで読みました。

このファイルに,USBメモリの必要容量とかも書いてあります。

For Mac:

から始まる手順のセクションを読むと

  • USBを差し込む
  • 以下のコマンド実行して,USBがどこにマウントされたか確認する(容量とか,USBとかで分かる)。

$ diskutil list
こんかいは /dev/disk5 とします。

  • 以下のコマンドでUSBをアンマウント

$ diskutil unmountDisk /dev/disk5

  • 以下のコマンドで,イメージを焼く

$ sudo dd if=memtest86-usb.img of=/dev/disk5
imgのパスはもちろんカレントディレクトリに依ります。

READMEには,他にも実行時の注意事項とか書いてあるから,ちゃんと読んだ方が良いですね。

これでddが完了したら,USBをメモリテストしたいマシンに刺して,USBからブートする。
ブート前に,BIOSATA設定で,SATA ModeはAHCIに,Boot ModeはUEFIにしておきました。SATAモードはあまり関係ないかも?

あとは,MemTest86が起動するので,画面にしたがって設定したり,テストしたり。マウス使えますが,キーボードオンリーでもちゃんと(分かりやすく)操作できます。
起動時の画面。Configからメニューへ。
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メモリテスト中の画面。
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